アミのひとり言

事務所のアイドル犬アミのひとり言です。

北朝鮮に対する軍事Option

新年は大きく北朝鮮が変化する年になりそうだ。中国の後ろ盾を失った金正恩が頼れるのは、もはやロシアしかない。頼りのロシアも318日の大統領選挙までPutinは忙しいからlittle rocket-manに構っていられない。折しも、金正恩も隣国の冬季Olympics/Paralympicsを国民団結の機会に利用したいから、29-25日から39-18日は動かないだろう。米韓軍事演習もこのスポーツの祭典が終わるまで延期するので、Trump-金正恩の戦いが始まるのはそれ以降となる。
 
Trumpにとって金正恩は我慢の一線をはるかに超えているので、今となっては軍事optionしか残っていない。しかもTrumpは自身の弾劾が視野に入っており、金正恩同様破れかぶれの身分だから、最後に一発ぶちかましてやろうと行動を起こすはずだ。仏のObamaが持っていた「戦略的忍耐」は自分にはないと公言している。それに、戦争は政権の求心力を高めてくれる。
 
Trump金正恩が戦うとどうなるのか、いろんな専門家が予想を立てているが、恐らく一番現実的な展開は、開戦後1日乃至最大4日で決着がつくだろうというものだ。軍事的には横綱十両の戦いだが、横綱核兵器を持っているのと同様に、この十両正恩も核兵器を持っているので、核を使うか使わないかで犠牲者の数が大幅に変わる。米国が核を最初に使うことはないだろうが、北朝鮮が核を使った後にも米国は核を使わないとは誰も思っていない。
 
米軍は、まず朝鮮人民軍の電子システムを破壊するためのサイバー攻撃をかける。その直後、一気に平朝鮮人民軍司令部、核基地、核実験場、ミサイル発射場・生産工場などをピンポイントで空爆するだろう。不意打ちを食らった朝鮮人民軍はパニックに陥り、ただ防御に集中するのみ、反撃に転じる余裕はないと思われるが、万が一38度線沿いの約1万門の朝鮮人民軍の火砲が韓国を攻撃した場合、米韓軍はその戦力もすぐにたたく体制をとるものの、そのときの韓国側の犠牲者は、65千人くらいと試算されている。これは北朝鮮反撃初日の予想だが、二日目以降でもこの数字はあまり増えず、一週間でも最大で8万人の犠牲者と予想される。ソウル市内の地下には地下シェルターがたくさんあるので、開戦から3時間以降は犠牲者が急速に減るようになっているそうだ。4日目以降は北朝鮮からの反撃はすっかり止まるとみている。
 
北朝鮮が、仮に、昨年9月に実験した水爆の規模の核弾頭をソウル上空約1.5kmの高さで爆発させた場合、瞬時に66万人以上が死亡する。同時にTrumpが核爆弾を用いて同様の反撃を行った場合、北朝鮮の死者数は82万人と推計されている。(米Nukemap予想)
 
いずれの場合も、戦闘がいつまでも続くことは想定されておらず、長くて4日で決着がつくとみられている。金正恩は死亡するか、もしロシアに逃亡することができたとしても、金正恩政権は終了し、米中ロ三加国で後継者を指名することになるが、最有力視されているのが金正恩に暗殺された金正男の長男金漢率(22才)となっている。果たしてシナリオ通りに事が進むのだろうか。