アミのひとり言

事務所のアイドル犬アミのひとり言です。

あおり運転男に相応しい刑罰

代車で借りたBMW SUV3週間で2,000kmも乗り回して各地であおり運転を続けていた男が、816日全国に指名手配され、819日ついに大阪市内で逮捕された。今はdrive recorderという映像を記録する方法があるので犯人を特定できたが、そうでなければ、この男、どこまで危険な運転をしていたか、考えるだけで恐ろしい。
 
宮崎文夫(43才)は、810日午前6:15頃、茨城県守谷市常磐道で、乗用車を運転していた男性の車を後方からあおり、前に割り込んで停車させ、車から降りて運転席の男性の顔を数回殴って、出血するほどの怪我をさせた。BMWに同乗していた愛人の喜本奈津子(51才)は男の暴力を止めるでもなく、暴行の様子を楽しそうに携帯電話で録画していたから、障害幇助罪又は共犯に近い。犯人蔵匿隠避罪(最高懲役2年)も成立する。
 
宮崎は資産家の息子らしく、相続した不動産を貸して利益を上げ、高級外車を買って乗り回すのが趣味のようだ。それも、静かにドライブを楽しむというレベルではなく、あたかも北朝鮮金正恩が運転するように、吾輩の運転の邪魔をしたらただではおかんぞと言うばかりの滅茶苦茶な運転をするから有害な男なのだ。この男の自動車が過去にも何度も繰り返しあおり運転をしていた記録が、今回の事件を機に被害に遭った人から提供されている。警察は、自動車が特定されても運転手が特定されていない、なんて甘ったるいことを言わず、お前が運転していたのでなければ誰に貸してたのか証拠を出せ、と強烈に攻めてほしい。
 
3日で返さなければならない代車を3週間も返さないで乗り回していた行為は横領罪又は詐欺罪に当たる。但し、BMW代理店から損害賠償の請求が来るであろうし、恐らく男は金はあるようだから、全額賠償したら横領罪も詐欺罪もそれ以上追及しにくい。横領罪が成立すれば最高懲役5年、詐欺罪が成立すれば最高懲役10年に問える。危険運転致傷罪(最高懲役15年)を適用してほしいところだが、相手に怪我をさせたのが直接運転していて怪我をさせたのではなく、自動車から降りて怪我をさせたので、危険運転致傷罪は適用できない。しかし、高速道路で相手の自動車を無理に止めさせて結果的に相手に怪我をさせているのだから、危険運転致傷罪の要素は考慮すべきだ。
 
傷害事件を起こしているから検察は傷害罪(最高懲役15年)を視野に立件しようとしているようだ。こんな悪質な男には最高の懲役15年くらいを与えてほしいが、怪我の程度が全治1週間とか2週間程度では、せいぜい数年以内の懲役に収まるのだろう。もちろん免許は取り上げられ、一定の欠格期間(1年~10年)が経過すればまた免許を取り直すことができる。宮崎文夫のような男が、将来また道路上で運転するのは困るので、これを機に法改正をして、生涯免許剥奪処分ができるようにすべきだ。既にドイツでは、社会の安全確保のため、このような人物には、この世で二度と運転できないようにする制度がある。刑務所から出てきたらこういうやつらにはタクシーを利用してもらうのがいい。(昨年、この男は12時間にわたりタクシー運転手監禁事件を起こしているから、タクシー業界としては、ガラケー愛人喜本奈津子を運転手に雇えというかもしれないが)