アミのひとり言

事務所のアイドル犬アミのひとり言です。

韓国が誇る「K防疫」はいずこ

 世界で、新型コロナ感染者数約5億人、死者620万人(WHO発表の数字)となっているが、これはあくまでも統計上の数字、実際はこの2倍くらいと推測するのが正しいようだ。統計を取っていない国とか、意図的に低く公表している国(中国、ロシア、ブラジル、北朝鮮など)もあり、実態はわからない。その中で韓国のムンジェイン大統領(来月退任)が自慢していた一つにK防疫というものがある。韓国式新型コロナ対策が最高に良くて、日本などと比較しても、断然良いと数字が証明しているというものだ。

 

 確かに、昨年1年間で韓国の感染者数は6万→63万人、死者は1,000→6,000人と増え方は比較的少なめ、絶対数もかなり抑えられていた。同時期の日本は感染者数23万→173万人、死者3,000 →18,000人だから、韓国ほど抑え込みに成功していない。同時期の米国に至っては、感染者数2,045万→ 5,570万人、死者35万→85万人と文字通り世界No. 1だった。韓国はワクチンの予防接種も、夏頃は60~70%まで進んでいて、日本がまだ20%くらいの頃、日本が韓国並みの接種率に到達するには2年ほどかかるだろうとバカにしていた。その後、我が国は一日当たり100万人を目標に、自衛隊なども参加して急激に増やした結果、秋頃には韓国並みに改善できた。

 

その韓国が、大統領選挙があって、国民総出で選挙のため街頭に出たためか、今年になってこの3か月(+5日)で感染者数63万→1,430万人、死者6,000→17,500人に急増した。3か月で感染者が23倍に増えるとは、韓国の誇る「K防疫」の実体は何だったのか。もうすでに全人口の28%が感染している。日本も今年になって感染者数173万→675万人、死者18,000→28,300人に増えているが、感染者は人口の5.4%にとどまっている。

 

 他の国を見渡すと感染者数が人口比40~50%になっているのは多い順にオランダ、オーストリア、フランス、スイス。どこの国でもそうだが、統計に表れない感染者がいるので、恐らく実際の感染者割合は60~80%になっているのだろう。ここまでくると、100%を超えることはないから、増加は止まる。韓国もここまで増えたら、あとは、2,000万人=40%くらいまで行って頭打ちになるのだろう。「K防疫」を自慢して、反日の限りを尽くして辞めていくムンジェインのあと、ユンソギョル次期大統領(元検察総長)が就任する頃には、感染者増加率は確実に減少し、来月の就任に花を添えるのだろう。彼はムンジェインに反発して検察総長を辞職した男だから、歴代大統領退任者を逮捕して刑務所に送る韓国のしきたりに従い、ムンジェインも同じ処遇にするはずだ。ムンジェインは政治も経済も悪い実績しか残さず、唯一「K防疫」だけを自慢していたが、任期が来る頃にはそれもほころび、結局、韓国に禍のみを残して5年の任期を終える。

 

 Sweden方式「防疫」というものがある。新型コロナの蔓延初期から、ほとんど一切の防疫対策をとらず、国民の自由にさせていた。当初は感染率も(近隣諸国より)高く、老人の死亡者も多くて失敗だという意見もあったが、今現在、感染率は人口の24%、「K防疫」の28%よりましな数字だ。少なくとも、ムンジェインは、「K防疫」を自慢していたことを恥じなければならない。