アミのひとり言

事務所のアイドル犬アミのひとり言です。

WHOは中国の下部組織?

 WHO(国連世界保健機構)は、国連の機関ながら、どうやら中国の下部組織のように成り下がり、ついにTrumpも拠出金を停止すると言い出した。新型coronavirusのような世界的感染問題に政治を絡ませるのは、感染症対策に悪影響しか与えない。中国は台湾を自国領土の一部と主張し、台湾をWHOから完全に外してしまった。(以前は台湾はオブザーバーとして参加できていた)台湾の副総統(陳建仁)が昨年末、このウイルスは人から人へ感染するとWHOに警告していたにもかかわらず、WHOはこれを無視して、1月14日の声明で「人から人への感染は確認されていない」と発表したから、これだけ被害が大きくなったとアメリカはTedros事務局長を非難する。

 

 WHOの予算$29億(2018年)のうち$4億がアメリカの拠出金(中国は$4,400万)、アメリカがこの資金の一部でも拠出停止したら組織としてWHOは成り立たなくなる。中国発の新型coronavirusについて、WHOはその機能を果たさず、ひたすら中国・習近平を擁護する発言しかしなかった結果、今や世界225万人が感染、15.4万人の死者を出すに至った。(なお、この数字は各国の申告した数字を合計しただけで、New York市だけでもインフルエンザと勘違いして検査せず埋葬したケースが数千人に及ぶというから、実態はこんな程度ではない。もちろん、中国・北朝鮮のように意図的に数字を抑えている国もある。)

 

 中国の操り人形のようなTedros事務局長は元エチオピア外務大臣、中国からの巨額のインフラ投資を受け入れ、中国のしもべに成り下がったから中国としては使いやすい男として強く推薦されWHO事務局長に当選した。案の定、今回の新型coronavirus問題発覚の初期の段階でも、中国の疑惑隠しに手を貸し、なかなか緊急事態宣言を出さず中国への渡航禁止も認めなかった。それどころか、習近平のspokesmanとして、台湾を非難するなど幼稚な自己弁護に明け暮れている。

 

 今回の新型coronavirus問題は中国が発生源なのに、中国は立派な対策を立てていると称賛し、一方の台湾は自分を非難していると台湾に謝罪を求めた。中国の公表感染者8.2万人強、死者4,600人強としているが実態はこの10倍以上だろう。(数日前、統計上の死者数を1,290人増やしたばかり)片や、感染封じ込めに成功している国が台湾だ。これだけ中国に近く往来も激しいのに、感染者395人、死者6人は台湾モデルとしてWHOが台湾の事例を研究し世界に広めるべきところ、自分を批判する勢力は台湾が発祥だと言いがかりをつける。習近平に言わされているのは明らかだ。

 

 WHO事務局長を罷免せよという意見は各国からinternet上にたくさん出ている。世界の公衆衛生の専門家は、台湾の新型coronavirus感染対策を絶賛しているのに、WHOは習近平に気を使って台湾を無視。Trumpが、これではWHOへの拠出金も停止だと通告したのはもっともだ。WHOが独立した機関ならば、中国のお伺いをたてる必要はないのだ。そのアメリカは感染者71万、死者3.7万と文字通り世界一の感染大国になった。(America FirstはTrumpのslogan)Tedros事務局長の任期は2022年7月までだが、彼を首にしないことには、世界の感染者が1,000万人を突破するのは時間の問題だ。日本はアメリカの後を追っているようで不気味な現状だ。